核融合科学研究所で開催された研究会「パルスパワー技術を用いた粒子ビームと高エネルギー密度プラズマ科学の最前線」で発表してきた、固体化高電圧パルス電源の技術動向の中で充電器の技術動向についての説明してきました。
充電器は、インバータ化、高周波化の技術展開の中で、小型化・高精度化を果たしてきた。
1980年代は大容量の直流電源にはIVRやサイリスタが使用されてきたが、半導体スイッチの高周波化、大容量化の中で、現状の主流はIGBTを使用した高周波インバータ回路に変わってきている。更に、最近では、IGBTを使用した大容量回路にFETを使用した高精度回路を組み合わせることで、更に、高精度の大容量充電器が開発されている。
今後、SiC-FETが実用化されることで、更に、大容量化、小型化が進むと思われる。



