少し前の話になるが、10月末に、念願のパルスパワー技術研究所設計・製作の実験試作機1号機を完成し、出荷した。11月には現地試運転を行い、異常無く、動作することを確認した。
本製品は半導体スイッチであるFETをパルス切り出しに使用して、3kV、100nsのパルスを1kHzの繰り返しで連続発生する。
今、ブームとなっているTHzレーザーの開発に使用する固体化パルス電源で、THzレーザーの研究をされている研究所に納入した。
以前に紹介した、社内設備を使用して、調整・試験を行った。
他にノイズシミュレーターを使用してノイズに対する耐量の試験を行ったが、ACラインに1500V、1μsの高電圧ノイズを重畳しても誤動作などの異常が発生しないことを確認した。尚、ノイズシミュレーターはレンタルした。



