これも古い話になってしまうが、7月3日に滋賀県産業支援プラザで嘉田滋賀県知事との懇談会があり、参加してきた。これは、前回紹介させて頂いた「近江の起業者ものがたり」の執筆者14人と嘉田知事と意見交換を行うために開催されたものだ。私自身、他の執筆者と会うのは初めての方も多く、大変刺激を受けさせて頂いた。
嘉田知事からそれぞれの方に問いかけるような形で会談は進められた。起業に至った経緯、滋賀県での起業の得失、苦労話などなどの話が披露された。それぞれ、違った環境、違った分野での起業者の集まりであったが、普通のサラリーマンとは違った、小さいなりにもピリリとした思いがそれぞれの方から感じられた。
大手企業が赤字転落し、意気消沈し、元気を失いかけている日本の産業であるが、この会議に参加された方の様な小さな力が、新しい出会いを繰り返しながらそれぞれが互いに絡み合いながら、柔軟ではあるが、強靭なネット(ワーク)を構築していくことで日本を支える新たな大きな力になっていく気がしました。
これからも、若い人たちが斬新な発想と、粘り強い野心を抱いて活躍されていくことを期待します。



